2025年万博は「大阪湾人工島と一体開発を」と関経連会長

2016.10.11 17:50

記者会見する関西経済連合会の森詳介会長=11日、大阪市
記者会見する関西経済連合会の森詳介会長=11日、大阪市【拡大】

 関西経済連合会の森詳介会長(関西電力相談役)は11日の定例記者会見で、大阪府が誘致を目指す2025年の国際博覧会(万博)の実施に関し、開催地に想定される大阪湾の人工島・夢洲(大阪市此花区)の周辺地区と合わせて開発すべきだとの考えを示した。

 森会長は「統合型リゾート(IR)も含めて、湾岸地区全体の開発計画を策定して、計画に沿った形で開催しないといけない」と話し、万博の前後も見据えた整備の必要性を強調した。

 開催費用の負担を巡っては、企業に割り振る「奉加帳方式」だけでは「資金集めが難しい」と指摘。企業が自主的に支払うスポンサー方式について「一つの有力な方法だ」と述べ、検討する意向を示した。

 一方、神戸市が進める神戸空港の運営権を民間事業者に売却する計画について「(運営権の入札に)参加する事業者には、関西と大阪(伊丹)、神戸の3空港の一体運用という視点を持ってもらいたい」と注文した。

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