【遊技産業の視点 Weekly View】 (1/2ページ)

2016.9.17 05:00


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 □ぱちんこジャーナリスト LOGOSインテリジェンスパートナー・POKKA吉田

 ■保安課長補佐交代 気になる業界への影響

 実態がどうなのか本当のところはよくわからないが、一般的には20兆円クラスの市場規模があるとされるぱちんこ業界。これを所管するのは、警察庁生活安全局保安課である。これはあくまでも業界のインサイド側の視点で見た印象であるが、この業界所管、とにかくエライ人があまりかかわろうとはしない、と、少なくとも業界関係者は考えている。

 国会で質疑が出ようものなら生活安全局長が答弁するし、たまには業界団体に対して課長が行政講話の形で物言いをすることもあるのだが、原則的に「ぱちんこ業界担当の課長補佐が業界所管をする」というのが今までの流れだ。ここに決裁権の有無は無関係である。あくまでもぱちんこ業界から見た景色として、そのように映るという話だ。

 その課長補佐が今月、異動になった。9月2日付で大門雅弘保安課長補佐は警視庁機動隊特科車両隊長に、後任には津村優介氏が赴任した。

 ぱちんこ業界側は課長補佐が所管を左右すると考えているから、この人事は影響が大きいと考える。大門氏がどのような所管をしたとしても、後任がより厳しいのか緩いのか、そういうことがとても気になるようである。

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