米連邦航空局(FAA)は8日、航空機の利用者に対し、機内で韓国のサムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」の電源を入れたり充電したりしないよう強く勧告した。預け入れ荷物の中にも入れないよう求めた。
このスマホを巡っては充電中にバッテリーが爆発したとの情報があり、サムスンは2日、リコール(無料の回収・修理)を発表していた。2日の段階でサムスン側は、日本ではまだ発売されておらず、発売時期は未定としていた。
このスマホはサムスンの主力機種で、8月に韓国や米国などで発売されたばかり。個人情報保護のため、瞳の虹彩の模様を読み取って画面ロックを解除する機能を採用したほか、バッテリー容量が大きく、充電速度も速いと宣伝していた。(共同)