セブン&アイ・ホールディングスが構造改革の一環として、採算が悪化している傘下の総合スーパー「イトーヨーカドー」の食品館倉敷店(岡山県倉敷市)や坂戸店(埼玉県坂戸市)など8カ所を閉鎖することが25日、分かった。
セブン&アイは老朽化などにより競争力が低下したヨーカドーを5年間で計40店閉める方針を公表している。すでに閉めた戸越店(東京)など3店舗を含めると、現時点で店名が明らかになったのは計11店舗になる。
倉敷店は8月31日、坂戸店は10月16日にそれぞれ閉める。豊橋店(愛知県豊橋市)や犬山店(愛知県犬山市)、東習志野店(千葉県習志野市)、六地蔵店(京都府宇治市)、岡山店(岡山市)の5店舗は来年2月末までに、新浦安店(千葉県浦安市)は同年7月末までに閉めることを関係者に通知した。