セブンーイレブン・J元社長 栗田裕夫氏が死去

 コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブン・ジャパン元社長の栗田裕夫氏(90)が19日に亡くなっていたことが26日、わかった。すでに身内で密葬を済ませた。

 栗田氏は1945年に陸軍士官学校を卒業。その後陸上自衛隊に入隊、79年11月~81年3月に陸自第11師団長(北海道)をつとめた。81年5月にセブン-イレブン・ジャパンに入社。92年10月、同社の鈴木敏文社長(当時)が会長に就いたため、常務から社長に昇格、97年5月まで務めた。

 95年の阪神大震災では、ヘリコプターで弁当を空輸するなどで被災地支援を陣頭指揮した。

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