世界を広げるVRやAR技術 2020年代はどう変わる? (1/4ページ)

2016.7.24 12:01

「ポケモンGO」が日本でも配信開始されARやVRへの関心を一気に高めている
「ポケモンGO」が日本でも配信開始されARやVRへの関心を一気に高めている【拡大】

  • アイドルグループ「夢みるアドレセンス」の360度映像を楽しめるソニー・ミュージックコミュニケーションズのシステム
  • コンテンツ東京2016で講演する東京大学名誉教授の舘暲氏
  • ビョーク「Stonemilker VR」 (C)Andrew Thomas Huang

 VR(仮想現実)やAR(拡張現実)といった新しいテクノロジーの力で、世界が広がろうとしている。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(東京都港区)が今年秋に発売するVRヘッドマウントディスプレイの「プレイステーションVR」は、仮想の世界に自分が入り込んだような感覚にさせてくれる。世界中で話題沸騰の「ポケモンGO」は、現実に仮想の世界を重ね合わせて見え方を変える。エンターテインメントに限らず様々な可能性を持ったこうした新技術の可能性を、日本で早くからVRの研究に取り組んできた研究者たちが語った。

 「3DとVRの進展は30年周期で起こる。そして、ここに来てVRが新しい熱狂を生もうとしている」。そう指摘するのは、VRやテレイグジスタンス(遠隔臨場感)の研究で知られる東京大学名誉教授の舘暲(たち・すすむ)氏だ。

 コンテンツ東京2016という、コンテンツ関連技術やキャラクター資産などを持った企業が出展する展示会で、「VRでエンターテインメントは進化する ~歴史から学ぶ未来と、最新の技術動向~」というタイトルで講演した舘氏は、「2020年代が新しいVRの進展期になる。それに向かっての助走が始まった」と訴えた。

「3Dの進展を見ていると、30年ごとに大きく盛り上がる」

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。