東京都遊技業協同組合(都遊協、理事長・阿部恭久氏)の機械対策委員会と青年部会(部会長・高橋孝幸氏)は6日、東京都新宿区の遊技会館会議室で「サマーフォーラム2016」を開催した。
当日は「ホールセキュリティセミナー」「元気・パチンコ・Japan」「法令セミナー」の3部構成で実施。それぞれテーマに適した講師陣を招き、パチンコホール運営に欠かせない不正対策やコンプライアンス、より魅力的な市場構築について学んだ。
セキュリティーセミナーでは、不正遊技のトレンドを踏まえつつ、有効な防止策を提言。さらに、2017年10月1日以降、パチスロ機に不正監視を目的にした役比モニターが搭載されることに言及。これが不正遊技の防止にも役立つと説明した。
また「元気・パチンコ・Japan」では、早稲田大学の大野高裕教授(理工学術院)が、遊技産業におけるインバウンド対応のヒントとなる講義を展開。「外国人に魅力的な国、日本」について、事例を挙げつつレクチャーした。
なお法令セミナーでは、特例風俗営業者制度について、歴史や認定の手続き、取得のメリットなどが解説された。