米半導体大手マイクロン・テクノロジーが6月30日発表した2016年3~5月期決算は最終損益が2億1500万ドル(約220億円)の赤字と、2四半期連続で最終損失を計上した。前年同期は4億9100万ドルの黒字だった。
売上高も前年同期比25%減の28億9800万ドルと落ち込んだ。広島県東広島市の工場などで生産している主力製品のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)の価格低迷が響いた。
ロイター通信は6月30日、マイクロンが業績悪化を受けてリストラを進め、従業員の約7・5%に当たる2400人を削減すると報じた。(共同)