三菱自、国内販売に壊滅的打撃 (1/2ページ)

2016.6.15 21:37

燃費データ不正問題で揺れる三菱自動車本社=東京都港区(早坂洋祐撮影)

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 三菱自動車で15日、また新たな燃費データの不正が発覚した。平成3年以降に発売した全ての車種で、燃費データの机上計算などの不正が行われていた。相次ぐ不正の発覚により、ただでさえ半減した三菱自の国内販売は、壊滅的な打撃を受けそうだ。

 これまでに三菱自は、日産自動車向けを含む軽自動車4車種、合計62万5千台で、データ改(かい)竄(ざん)による燃費の水増しを公表したほか、軽以外の5車種でもデータを机上計算したと発表している。

 今回は、追加的な社内調査で、販売を終了した車種も含む燃費不正が発覚した。当初設定した目標に燃費が届かない一部の車種を、エコカー減税の対象とするために不正を行った疑いもある。

 過去のリコール(回収・無償修理)隠しに加え、次々と発覚する燃費不正問題で、三菱自のブランドは地に落ちた。低迷する同社の国内販売は、さらに深刻な事態に陥るのが必至だ。

 三菱自の5月の国内軽自動車販売台数は、前年同月比75・0%減の912台と急減した。足元でも、軽と普通車を合わせた同社の国内販売は「半減したまま」(益子修会長)だという。

 三菱自の連結売上高に占める国内比率は約2割にすぎない。しかし、国内販売の半減が続けば、国内事業は赤字に陥り、業績全体に影響を及ぼすのは確実だ。

企業風土にはびこる“不正体質”を一掃するのは容易ではない

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