【業界団体だより】日工組、多種多様な遊技機開発を推進

2016.6.4 05:00

金沢理事長はさらなる市場健全化を約束

金沢理事長はさらなる市場健全化を約束【拡大】

 日本遊技機工業組合(日工組、理事長・金沢全求氏)は5月23日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で第56回通常総会を開催した。

 2015年度のパチンコ遊技機の証紙発行枚数は183万枚と、前期比約31万枚減(約86%減)。200万枚を割るのは、風営法改正のあった1985年以来となる。なお、2016年度の事業計画では「安心して遊べる遊技機の開発・製造に努める」「不正に強い遊技機づくりのための基準を踏まえ不正防止対策の徹底」など、12点が重点課題として推進されることになった。

 あいさつで金沢理事長は、より手軽で身近かつ安心して遊ぶことができる遊技機市場への速やかなシフトを約束するとともに、射幸性に頼らない多種多様な遊技機の開発推進を掲げた。

 また来賓祝辞では、警察庁生活安全局保安課の小柳誠二課長が登壇。小柳課長は「検定機と性能が異なる可能性のある遊技機について、可及的速やかに市場から撤去される必要がある」と強調した。

 当日は、新規加盟企業の発表も行われ、P-CUBE(大阪市北区)が紹介された。

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