任天堂、次世代機「NX」に強い自信 スマホとの連携なるか? (1/2ページ)

2016.5.29 17:04

銃で撃ち合うゲームソフトがなく苦戦した「WiiU」(左下)。人気キャラクター(右下)の新作ゲームで巻き返しを図ったが・・・

銃で撃ち合うゲームソフトがなく苦戦した「WiiU」(左下)。人気キャラクター(右下)の新作ゲームで巻き返しを図ったが・・・【拡大】

 任天堂が正念場を迎えている。3月に第1弾を配信開始したスマートフォン向けゲームの成否を含め、今年度は来年度以降に事業を拡大していけるかを占う1年になる。なかでも注目されるのは、開発中の次世代機「NX」だ。

 同社の平成28年3月期連結決算は売上高が8・2%減の5044億円で、減収は22年3月期以降7期連続。22年3月期は、前期に2595万台を記録した据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」の販売が減少に転じた時期と重なる。

 Wiiがピークだった21年3月期の同社の売上高は1兆8386億円。営業利益は5552億円で、28年3月期(328億円)の約17倍あった。

 その後、23年2月に発売した携帯型ゲーム機の「ニンテンドー3DS」、翌年11月の据え置き型「WiiU(ウィー・ユー)」が苦戦。WiiUの発売当時は米国の現地法人会長だった君島達己社長は「Wiiがあまりにも売れてしまったのが要因」と振り返る。

「NXがWiiUの減少をかなりカバーする」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。