【遊技産業の視点 Weekly View】 (1/2ページ)

2016.5.28 05:00

 □タイヨーエレック代表取締役 ジーグ社長・甘利祐一

 ■一人でも多く楽しんでもらえる娯楽に

 パラダイムシフトともいうべき状況下で、いま遊技産業は何をすべきなのか。この問いに対して、さまざまに回答はあると思う。だが、そこで優先されるべき答えは1つ。パチンコ・パチスロという遊びを、ファンにより楽しんでもらえる、また一人でも多くの人々に楽しんでもらえる娯楽にすることだ。

 そもそも“産業”は、その業が生み出す製品やサービスを必要とし、支えてくれる人々がいてこそ、社会に存在が許される。その事実に真摯(しんし)に向き合い、まずは顧客目線に軸足を置いた市場活性化に向け、業界を挙げて全方位の試行錯誤を行う時期に来ている。

 この業界の大転換期にあって、4月1日、サミーとユニバーサルエンターテインメントは合弁会社ジーグを設立した。ファンの視点を重視してきた両社が、さらなる市場の魅力増および活性化に向け、手を結んだことになる。事業内容としてはファブレスでのユニット供給がメインとなっているが、遊技機開発における技術的なシナジー効果を発揮するとともに、他社メーカーを含めて部材の共通化が進むことでのコスト減も視野に入れている。

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