米マイクロソフトは5日、インターネットを通じて無料提供している最新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」を7月30日以降は有料化すると発表した。日本法人によると、日本では1万9008円(税込み)で販売する。
昨年7月29日に「ウィンドウズ7 SP1」などの利用者を対象に無料提供を開始。これまでは無料期間を延長するか、有料化するかを明確にしていなかった。価格の公表で、残り3カ月を切った無料期間中に「7」や「8」からの更新を促し、顧客を囲い込む狙いがあるとみられる。
今回公表したのは主に個人向けの「ホーム」と呼ばれるエディションの価格で、法人向けなど他のエディションの価格は明らかにしていない。
「10」を搭載した端末の数が、世界で3億台を突破したことも同時に発表した。(共同)