米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)はスマートフォンを利用した米国の配車サービス会社「リフト」と組み、GMの新型電気自動車(EV)を使った自動運転タクシーの公道実験を1年以内に始める。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が5日、リフト幹部の話として報じた。
自動運転技術は開発競争が激化しており、米IT大手グーグルは3日、欧州自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と自動運転車を共同開発すると発表している。
GMの具体的な実験場所は報じていないが、米国内の大都市圏などを検討するとみられる。GMは今年1月にリフトへ5億ドル(約540億円)を出資して提携すると発表した際、自動運転技術の開発で協力するとも説明していた。(共同)