2016.4.23 05:00
総会後には「のめり込み問題」についてRSNの西村代表らが講演した【拡大】
4月に入り、遊技業界の各組合・団体も総会シーズンに突入した。7日には、日本遊技関連事業協会(日遊協、会長・庄司孝輝氏)の九州支部(支部長・樋口益次郎氏)が福岡市博多区のグランド・ハイアット福岡で2016年度支部総会を開催。多くの組合関係者が出席した。
冒頭、あいさつに立った樋口支部長は「丙申にあたる本年は、既存勢力や秩序が乱れて大激動の年になるとある。これはまさに、われわれの遊技業界を予見している」と指摘。「われわれは、この“我々”を前提として成立する事象にややもすれば傾斜しがちだが、改めて何を基準に考えるのか。もう一度、お客さまのことを考えて、この業界が発展できるのか。その考え方の質が問われている」と呼びかけた。
続き、日遊協の庄司会長があいさつで、昨今の社会情勢を俯瞰(ふかん)しつつ「いま何をしないといけないのか。業界団体は各種問題に対して整合性を取りながら遊技産業全体としての意見を固めていかなければならない段階に来ている」と問題提起。「支部会員には来年、再来年を見越した中長期的な視点を持って活動していただきたい」と訴えた。