2016.4.16 05:00
マルハンの入社式。同社には昨年を上回る約250人が入社した【拡大】
3月末から4月上旬にかけて、大手を中心に複数のパチンコホール企業で入社式が執り行われた。
3月31日にはマルハン(京都市上京区)が東京都文京区の東京ドームホテルで2016年度新入社員入社式を開催。昨年を上回る男性198人、女性49人の計247人(大学院修了2人、大卒223人、短大卒5人、専門学校卒13人、高卒4人)が、遊技産業の次世代を担うべく式に臨んだ。
あいさつで韓昌祐会長は、事業を軌道に乗せるべく、必死に働いた数十年前のエピソードを披露。若さの貴重さに触れるとともに「両親への感謝を決して忘れず、世界に誇れる会社に成長する一翼を担ってほしい」と激励した。続き、韓裕社長は「われわれに求められる姿勢は、明確なビジョンを持って道なき道を切り開いていくことだ」と呼びかけ。「皆さんが勤務して40年を迎える年、マルハンは100周年を迎える。皆さんの一歩一歩がマルハンの歴史として刻まれ、積み重なる」と展望しつつ、社会に貢献できる持続可能な企業としての成長に思いをはせた。
また、先輩社員が「皆さん一人一人の成長が業界を変え、経営理念の実現へと導く。仲間と切磋琢磨(せっさたくま)することで自身の成長へとつなげてほしい」とエールを送り、これに対し新入社員は「トップクラスのサービスを提供し、多くのヨロコビを届け、企業とともに成長することを誓う」と決意表明を行った。