2016.4.2 05:00
流通健全化制度に関する説明会の様子。1都10県から500人を超える業界関係者が出席した【拡大】
全関東遊技業組合連合会(全関東連、会長・伊坂重憲氏)は3月15日、東京都港区のヤクルトホールで「製造業者遊技機流通健全化要綱等に関する説明会」を開催した。
同要綱は、新台納品および部品交換の際の遊技機メーカーにおける型式の保証に関する責任を明確にし、その責務を履行するための業務範囲を明文化したもの。新台納品時の設置確認、部品交換時の点検確認などの業務を定めている。同時に、「遊技機製造業者の業務委託に関する規程」も策定。ともに、4月1日から運用が開始される。
勉強会には講師として、日本遊技機工業組合(日工組、理事長・金沢全求氏)から中川尚也事務局長と山口孝穂技術委員会委員長、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協、佐野慎一理事長)から宮良幹男健全化・セキュリティワーキンググループ長と山崎俊英同副グループ長が出席。要綱策定の経緯と概要、および新台設置、部品交換に係る実務に関する説明が行われた。
当日は、1都10県から500人を超える業界関係者が出席。遊技環境のセキュリティー強化に向け、真剣に耳を傾けた。