2016.4.1 05:53
インタビューに応じるファミリーマートの上田準二会長=31日、東京都豊島区【拡大】
コンビニエンスストア大手、ファミリーマートの上田準二会長は31日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、流通大手ユニーグループ・ホールディングス傘下のサークルKサンクスとの経営統合後のコンビニ店舗数について、「2万店強への拡大は3年ぐらいの気持ちでやる」話し、5年後の2020年としていた目標を2年程度、前倒しして進める考えを示した。
経営統合後、ファミリーマートに店舗名を統一する作業についても、「2年半ぐらいと計画しているが、一気呵成(かせい)にやっていく」と早期に進める考えを示した。
ファミリーマートとサークルKサンクスの店舗数は単純合算で約1万8000店になり業界首位のセブン-イレブン・ジャパンに匹敵するが、「取引量が増えることで、工場の設備投資も進められる」と指摘。規模の拡大により、商品の質も向上すると強調した。