【遊技産業ＮＯＷ】藤商事　ソーシャルゲームとパチンコ融合の新機種

　藤商事（大阪市中央区）は２月１９日、東京都台東区の同社ショールームでパチンコ新機種「ＣＲＡヘルプ！！！恋が丘学園おたすけ部」のプレス発表会を開催した。

　同機は、人気ソーシャルゲームとのタイアップ。昨年６月導入の「ＣＲＡクリスタル＆ドラゴン」で、将来的にパチンコ業界を支える若年層の獲得を目的とし、ソーシャルゲームとパチンコを融合させたゲーム性を提供した。

　ソーシャルゲームをモチーフにしたパチンコ機を作るのではなく、ソーシャルゲームのアミューズメント性をどうパチンコと融合させるのかにこだわった開発コンセプトが話題となった。新機種はその第２弾に位置付けられる。

　スペックは大当たり確率９９．９分の１、確変割合１００％のＳＴタイプ。出玉個数約１０５０個と約３５０個の２種類の大当たりを搭載し、当たりやすさを体感しながら、出玉も期待できるバランス重視の仕様となっている。演出では、ソーシャルゲームでおなじみの「ガチャ」の要素を取り入れたゲーム性が特徴。ホールへの導入は２２日を予定している。