三井物産は29日、アジア・オセアニアで最大の植林の運用や管理を受託する植林アセットマネジメント会社に資本参加すると発表した。オーストラリアのニューフォレスツの株式の22.5%を保有する。金額は明らかにしていない。森林資源の需要はインフラなどと同様に年率2%程度で伸びており、森林への機関投資家などによる投資総額はこの30年間で約12兆円に上った。ニューフォレスツは60万ヘクタール分、森林ファンドの資産総額で約2400億円分の管理・運用業務を受託している。三井物産は日本の機関投資家の森林ファンドへの投資を仲介する。