日銀のマイナス金利政策を受けて、今後は新車を買う際のローン金利の低下も期待される。すでに「金利0%」キャンペーンの実施を決めている輸入車メーカーもあり、金利の引き下げが広がれば自動車販売の底上げにつながる可能性がある。
仏プジョー・シトロエン・グループの日本法人は20日から3月21日まで、「プジョー」と「シトロエン」の両ブランドで、金利が0%になる期間限定キャンペーンを実施する。
同社は「住宅ローン金利も下がっており、低金利をアピールして商談を増やしたい」と意気込む。期間中の契約なら、金利1%の場合と比べ、約250万円の車で月の支払いが1000円程度減るという。
ホンダも現在、全国の販売店で最低1.9%からという低金利キャンペーンを実施中だ。