住宅ローン金利低下、借り換え計画を見直すきっかけに (1/3ページ)

2016.2.14 08:45

日銀のマイナス金利導入で住宅ローン金利を引き下げた新生銀行=12日、東京都中央区(佐久間修志撮影)

日銀のマイナス金利導入で住宅ローン金利を引き下げた新生銀行=12日、東京都中央区(佐久間修志撮影)【拡大】

 日銀が16日からマイナス金利政策を導入するのを控え、長期金利が先週、一時日本で初めてマイナスとなった。長期金利は金融商品の金利の目安とされ、大幅な低下を受けて一部銀行では住宅ローン金利を引き下げる動きが出始めた。月初めに住宅ローン金利を改定している大手銀も追随する可能性があり、条件次第では家計のローン計画を見直す契機となりそうだ。

 今月3日に住宅ローン金利の一部を0.05~0.1%分引き下げた新生銀行では顧客からの問い合わせが「4~5倍に増えた」(住宅ローン部)と手応えを示す。

 同行は1日に金利を引き下げたばかりだが市場の動きを反映させた。「初めて借り換えを検討している」という顧客も多い。

 さらに「9、10日に長期金利が一時マイナスとなったことも踏まえ、大手行も引き下げに踏み切る」(アナリスト)との見方が有力だ。

新たに住宅ローンを組む消費者だけでなく、ローン返済中の…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。