2016.2.13 05:00
遊技機の入れ替え自粛期間を5月2~27日に取り決めた【拡大】
東京都遊技業協同組合(都遊協、理事長・阿部恭久氏)は1月27日、東京都文京区の東京ドームホテルで1月定例理事会を開催。この日の理事会では、今年5月に開かれる国際会議・伊勢志摩サミットに伴う遊技機入れ替え自粛の件を諮り、実施を決議した。
理事会の冒頭、阿部理事長は昨年11月から都遊協組合員店舗で実施した賞品交換個数の変更について「適切な賞品提供の徹底が、ほぼ都内一円で実施できたことは、全組合員が思う将来に向けた意志のたまものである」と評価。この取り組みの目的は「過度な射幸性、のめり込みを抑制すること」だが、その先には、遊びやすい環境促進による遊技参加人口の回復への期待があると述べた。
なお、「伊勢志摩サミット開催にともなう遊技機の入替自粛(案)」の審議では、今回の自粛案が提起された背景を「国際情勢としてテロへの警戒が高まっており、警察業務の負担が過去以上のものとなることが予想される」と説明。全国に先駆け、5月2~27日の約1カ月間を遊技機の入れ替え自粛期間として決議した。