2016.1.25 05:00
デザイン性に優れたイタリアの照明メーカー、ルーメンセンター・イタリア(ミラノ、LCI)の人気商品である「QUADRO(クアドロ)」第7世代が2月、日本に上陸する。価格は40万円で、運営会社のLCI JAPANの直販サイト(http://lcij.jp/)やインテリアショップなどで販売する予定。第7世代クアドロは、拡散照明タイプのテーブルランプ。筐体は管状の真鍮(しんちゅう)をパラディウムメッキで仕上げたもので、発光部は、つや消し仕上げのアクリル製。台座は大理石の名産地であるイタリアのカッラーラ産の黒マルキナ石を使用。電源コードは布カバー仕様で、電源ボタンは調光機能を兼ねている。光源はLED。サイズは幅60センチ、奥行き11センチ、高さ58センチ。
初代クアドロは、1929年、当時モダニズムの第一人者であった建築家ジャック・アドゥネによってデザインされた。2011年のオークションでは、9万4600ユーロで落札されるなど、長く愛される人気作になっている。大量生産時代に移行する中で、アートディレクターのジル・デレンがクアドロをよみがえらせ、その後、シリーズ化された。