NTTドコモは11月26日と27日、神奈川県の研究施設で最新技術の発表会「DOCOMO R&D Open House 2015」を開催。27日にはロボ・ガレージ代表でロボットクリエイターの高橋智隆氏が「ロボット時代の創造」と題した講演を行い、来年発売する予定の「RoBoHoN(ロボホン)」について話した。
ロボホンは高橋氏とシャープが共同開発した「モバイル型ロボット電話」という新しいカテゴリの製品。携帯電話として使えるだけでなく、会話や踊りなどコミュニケーションロボットとしての面も持つ。
高橋氏が「『目玉おやじ』か『ティンカーベル』か」と表現するように、人型のデザインには愛着を持ちやすく、無機質なデザインのスマホに話しかけるより抵抗なく音声認識機能を使える効果が見込める。「プリキュア(の妖精)やガンダムのハロなど、日本のアニメでは、ちっちゃい物知りが主人公を助けたりします」と文化的な背景が普及の鍵になるかもしれないと期待しているようだ。