米人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ」(SW)の7作目となる新作「フォースの覚醒」が日本でも12月18日に公開される。10年ぶりの続編にファンの期待は高まる一方。世界的に有名なコンテンツ(情報の内容)だけに、国内でもさまざまな企業によるグッズやキャンペーンが展開され、関連ビジネスが活況を呈している。(栗川喜典)
高まる期待
米国で10月19日夜(日本時間20日)、フットボール放送の合間に「フォースの覚醒」の予告編第3弾が初公開された。新キャラクターに加え、旧作から人気のハン・ソロやレイアの姿が見られるためインターネット経由などで映像は世界に拡散、直後の24時間で1億2千万回も再生された。
日本では今月18日、各映画館で公開最初の12月18~20日の座席指定券の予約開始直後から販売サイトに接続が集中し、一部でサーバーがダウンした。映画館運営のTOHOシネマズは当日一般料金を大阪や東京などの8館で通常より200円高い特別価格2千円に設定。平成11年公開の4作目「ファントム・メナス」などの大作で特別価格にした事例を参考に「作品的価値があり、イベント的に盛り上がるので設定した」と“強気”の構えだ。