日本チェーンストア協会が24日発表した10月の全国スーパー売上高(既存店ベース)は、前年同月比2.8%増の1兆712億円で、7カ月連続で前年を上回った。食料品が農産品を中心に相場高の影響で伸びたほか、衣料品も前半の気温が低かったことで、冬物の販売が好調で押し上げた。7カ月連続のプラスは平成2年4月~4年5月の26カ月連続のプラス以来で約23年ぶり。
部門別では食料品が3.5%増。農産品のほか、総菜などもよく売れた。衣料品は冬物のジャケットやカーディガンが売れて、4.5%増。住宅関連商品は1.8%増だった。