ローソンが7日発表した2015年8月中間連結決算は、営業利益が前年同期比5.1%増の420億円で過去最高を更新した。プライベートブランド(自主企画、PB)「ローソンセレクト」の新商品が好調だったことやレジカウンターでいれるいれたてコーヒーの販売増などが寄与した。
売上高にあたる営業総収入は19.6%増の2893億円。最終利益は不採算の店舗の閉店費用などで減損損失を47億円計上したため、9.5%減の198億円だった。玉塚元一社長は今後の取り組みとして、6月から導入し成果をあげている「半自動発注」の仕組みを10月末までに全店に広げる考えを明らかにした。