【遊技産業の視点 Weekly View】 (1/2ページ)

2015.9.26 05:00

POKKA吉田

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 □ぱちんこジャーナリスト LOGOSインテリジェンスパートナー・POKKA吉田

 ■11月、「貯玉・メダル」の利便性が向上

 ぱちんこのCRユニットの製造業者が集まるPSAという団体がある。ここが貯玉・メダルの口座の乗り入れのユニット対応を11月から解禁する。

 業界設備業者にとってはビジネスチャンスになる。貯玉というのは大当たりなどで得た玉を賞品に交換せず、自分の口座にストックしておく会員サービスだ。賞品交換後の換金需要の低減にも資するというので、警察庁も好意的に考えている。

 昨今、低貸島の普及がものすごくなっており、貯玉の扱いについては不便さも生じていた。たとえば4円島で1000個の貯玉があったとして、その貯玉口座は1円島なら4000個分の価値になるのだが、このような客の利用ができない状態であった。4円の貯玉は4円島だけ、1円の貯玉は1円島だけ、という利用環境だったのである。

 それを改善するために貯玉口座の乗り入れが今年の4月から解禁された。これは日遊協、自工会などの業界団体の陳情のたまものである。消費税率増の流れで遊技料金の変遷が続く業界環境にあるため(総額料金に消費税が含まれるので)、先の10%やもっと先のことを考えて「値段の違う貯玉を計算によって口座乗り入れできるように」というロジックで可能になった。

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