【さかもと未明のおしゃれは男のマナー】腕時計(上)流行は厚め、薄いのも素敵 (1/2ページ)

2015.9.11 05:00

(イラスト=さかもと未明)

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 オーダースーツやフォーマルについて学んでいただいたあなたのおしゃれの総仕上げといえば時計です!!

 今回は東京・小石川にある「モリッツ・グロスマン」という、超高級ドイツブランドのショップを訪ね、社長の工藤さんに時計についてレクチャーしていただきました。時計の産地といえば、スイスのジュネーブと、グラスヒュッテ(ザクセン州)が有名ですが、モリッツ・グロスマンはこの町で生まれました。

 ◆改まった場は黒

 「まずビジネスマンがどんな時計を持つべき? ブレスタイプと革ベルトがあればいいかしら?」なんて聞く超初心者な私に、工藤さんは優しくレクチャー。

 「時計はまず『機械式』と『クオーツ』に分かれます。一般にはゼンマイと歯車で動く機械式がより高級。クオーツは秒針がピッピッと飛び、機械式は歯車の動きに連動してきれいに回るので一目でわかります。またクオーツにはデジタル式とアナログ式があります」。なるほど!!

 ビジネスマンとしては、やはりステンレスのブレスタイプと革ベルトのドレスウオッチを持つといいみたい。革は最近ではビジネスでクロコダイルのものを使う人もいるし、比較的自由度が高いけど、大切なのは色。改まった場にはやはり黒がいいので、まず黒の革ベルトのものは必須アイテム。あとケースカラーは絶対シルバー。ゴールドは難しいとのこと。

 メーカーや値段はそれぞれの趣味とお財布の事情で決めていけばいいけれど、時計にとって大切なのは、時計盤の大きさや厚みなのだそう。「最近は時計盤の大きいのがトレンドで、小さいものを探すのが難しい。でも、時計盤が小さくて薄いもののほうがよりエレガントです」

 気にすべきはそっちだったのですね! ちなみに日本人に一番似合うといわれているのが直径36~40ミリ程度。厚みも8.5ミリからせいぜい1センチ未満。

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