ダイナムジャパンホールディングス(DYJH、東京都荒川区)は8月25日、株式交換によりパチンコホール運営会社の夢コーポレーション(愛知県豊橋市)を完全子会社化することで合意した。両社は11月1日に株式交換を実施し、夢コーポレーションはダイナムグループの事業会社となる。
計画では、夢コーポレーション株1株に対して、DYJH株3.466株を割り当てる。割り当てるDYJH株は、新たに発行する普通株式で対応する。
今回の経営統合には、チェーンストア経営という志を同じくする企業として、これまで培った店舗オペレーション、遊技台管理、情報システムを含む事業インフラの共有などを通じて両社の経営資源を最大限に活用する狙いがある。店舗数増加による業界シェア拡大を図ることが両社の企業価値をより高めると判断した。夢コーポレーションは、パチンコホール「夢屋」を中心に全国に39店舗を展開。「お客様第一主義」をモットーに、地域社会のコミュニティーとして機能する店舗づくりを推進している。この経営統合によりダイナムグループの店舗数は8月26日時点の運営店舗ベースで438店舗となる。
一方、全日本遊技事業協同組合連合会(理事長・阿部恭久氏)が7月末時点の組合員店舗数を発表した。7月の営業店舗数は前月比16店舗減の1万407軒、遊技機設置台数はパチンコ機が同2218台減の266万478台、パチスロ機が同744台増の149万9430台。総設置台数は同1570台減の416万64台だった。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)