幕張メッセ(千葉市美浜区)で開かれたファン向けのイベントに5万人が訪れ、入りきれない人が出て騒ぎになったゲームタイトルが、ミクシィのスマートフォン向けアクションRPG「モンスターストライク」だ。
世界で3000万人が遊んでいるという人気ぶりが、改めて示されたとも言えそうだが、ミクシィではその「モンスト」で画期的な試みを行う。テレビ放送するのが一般的なタイトルのアニメーション化で、動画配信サイトのYouTube(ユーチューブ)で新作アニメを配信して、ゲームと連動するような企画も繰り広げてタイトルを盛り上げる。
ミクシィが7月に開いた「モンスト」アニメ化の発表会。同社取締役兼エックスフラッグスタジオ総監督の木村弘毅氏は、「『モンスト』といえば、ユーチューブ上での攻略動画がある。そこからアニメを配信していくのが自然の流れだと考えた」と話して、10月10日からのアニメ化を、テレビではなくユーチューブ上で行う理由を説明した。