2015.5.20 05:58
マカオで開幕したアジア最大級のカジノ産業総合展示会。日本のカジノ解禁をにらみ、日本のメーカーも多数出展している=19日【拡大】
アジア最大級のカジノ産業総合展示会「グローバル・ゲーミング・エキスポ・アジア(G2Eアジア)」が19日、中国のマカオで開幕した。世界27カ国の約170社がゲーム機器や周辺サービスなどを出展する中、セガサミークリエイションやコナミなど日本企業約10社もブースを設置。日本でのカジノ解禁を見据え、エンターテインメント性や品質の高さをアピールしている。
マカオはカジノの収益で世界最大規模を誇り、南部のコタイ地区には高級ホテルやカジノ、リゾート施設が並んで活気にあふれている。G2Eアジアは、コタイ地区のリゾート施設「ザ・ベネチアン・マカオ」で毎年5月に開かれ今年で9回目。初日の会場は、カジノに関係する世界のビジネスマンでごった返していた。
2回目の参加となるセガサミークリエイションは3つのサイコロの合計を当てるゲーム機を目玉として出展した。機器には中国人が好む「龍」の装飾を取り付け、色も赤を基調にした。