スマートフォン向けのアプリ(応用ソフト)やゲームの需要が高まる中、開発に携わるクリエーターの獲得に関連各社が躍起になっている。中高生を“青田買い”をしたり、「ドラフト会議」と銘打って数社が同時に参加する採用イベントを開催。人気ゲームの開発に途中参加できる魅力をアピールするケースもあり、優秀な人材の囲い込みに向けた競争が過熱している。
「面白いな、これ」
「どういう仕組みなんだ」
4月19日、東京・渋谷のイベント会場で、壇上に立った高校生が独自に開発した「プレゼン」のアプリを実演すると、集まった60人余りからどよめきが起きた。スマホから送られたコメントをモニターに瞬時に表示したりアンケートを取るなど、リアルタイムで反響を確認できる機能が驚きを呼んだ。