2015.5.2 05:00
榊原専務理事は高い数値での継続的取り組み実績を評価【拡大】
全日本社会貢献団体機構(会長・堀田力氏)の榊原光裕専務理事は4月22日、毎年調査集計している遊技業界(パチンコホール)の社会貢献・社会還元の調査結果を発表した。
それによると、2014年における社会貢献の額は、16億1607万8057円(1万100件)だった。対前年比では1億747万円減の474件増。榊原専務理事は「昨年に比べて下がっているが、東日本大震災時(44億7400万円規模)は特別としても、過去10年の平均値を上回っている。厳しい経済状況の中でも、例年通り高い拠出額を維持した」と評価した。
ジャンル別では社会福祉35.1%、地域貢献27.2%、青少年育成9.2%の拠出順。増えているのは、青少年育成、社会福祉関連だ。
また、物品面での特徴として、福祉を目的とした福祉車両や車椅子、防犯カメラなどの寄贈が目立つ。
一方、ボランティア活動では、清掃、献血、パトロール、震災ボランティアなど奉仕型の取り組みが過半数を占めた。なお、第10回社会貢献大賞表彰式、助成金贈呈式は7月23日に予定している。