日焼け止め商戦が本格化している。市場の主流となるジェル状の商品は紫外線を防ぐ効果やつけ心地に加え、肌ケアや水で流れないなどの機能を強化。手軽に吹きかけることができるスプレー型の投入もあり、各社は需要が伸びる大型連休前にアピールを繰り広げている。
資生堂は21日、日焼け止めブランド「アネッサ」の販促イベントを開き、プロゴルファーの上田桃子選手とスポンサー契約を結んだことを発表した。
アネッサは2月にスプレー型の「パーフェクトエッセンスUVスプレー」(想定価格1944円)をラインアップに追加。上田選手は「スプレーは手がべたつかないのでプレー中もつけられる」と使いやすさを強調した。寺西清華シニアブランドマネージャーは「レジャーやスポーツを楽しむ人に使ってほしい」と語った。
コーセーは、スキンケアブランド「雪肌精」から「サンプロテクト エッセンス」の新商品を2月に投入した。ジェル状とミルク状の2種類で保湿成分のハトムギエキスの配合を従来品から倍増。スキンケアブランドの特性を生かし、「紫外線や乾燥、大気の汚れなどから肌を守る」(同社)。