低燃費の次は自動ブレーキ標準装備 自動車各社、市場回復に期待 (1/2ページ)

2015.4.18 07:00

トヨタ自動車の新型「カローラフィールダー」(左)の発表会。開発責任者が安全性能をアピールした=3月、東京都江東区

トヨタ自動車の新型「カローラフィールダー」(左)の発表会。開発責任者が安全性能をアピールした=3月、東京都江東区【拡大】

 自動車メーカー各社が衝突被害を軽減する自動ブレーキを量販モデルに標準装備する動きが加速している。国内新車販売は昨年4月の消費税増税後、不振が続く。自動ブレーキなどの先進安全システムは消費者の関心が高いため、市場回復のきっかけとして期待されている。

 トヨタ自動車は4月1日に発売した主力車「カローラ」の新型車に先進安全システム「トヨタ・セーフティー・センスC」を採用、中・上級グレードに標準装備した。

 車両前方をレーダーなどで監視し、先行車と衝突しそうになると自動で停止・減速。車線をはみ出しそうになると警報を鳴らす機能もある。

 日米欧で約100万キロの走行テストを実施。レーダーとカメラを一体化することでコストを抑えた。2017年末までに、同様の装備を日米欧で販売するほぼ全ての乗用車に設定する。

「エクストレイル」のハイブリッド車(HV)に自動ブレーキを搭載

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