富士通、聴覚障害者の会議参加支援 発言すぐにPC表示 ソフト開発 (1/2ページ)

2015.4.15 06:11

富士通が開発した聴覚障害者も簡単に会議に参加できるソフトウエア=14日、東京都港区

富士通が開発した聴覚障害者も簡単に会議に参加できるソフトウエア=14日、東京都港区【拡大】

 富士通と富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は14日、聴覚障害者が簡単に会議や授業に参加できるソフトウエア「ライブトーク」を開発したと発表した。新製品はマイクを使って発話者の発言を認識し、すぐにパソコン(PC)画面に表示できる。5月中旬から企業や学校向けに発売する。

 これまで聴覚障害者が会議に参加する場合、筆記通訳が必要なうえ、議論の内容を瞬時に把握することが難しかった。今回、富士通SSLは聴覚障害者でも円滑に双方向でコミュニケーションができるソフトを開発した。

 新製品は、複数人が同時に発言した場合でも、並行処理でPC画面に文章化できる。発言に間違いがあれば、PC上での修正も可能だ。同じ無線LANで接続されているPCに対し、文章を転送できる。

 現在はPCとタブレット端末で利用できるが、今後はスマートフォンへの対応も検討している。

富士通は年間2000ライセンスの販売を目指す

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