2015.4.4 05:00
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は3日、新たに日本コカ・コーラと共同で企画した缶コーヒーとペットボトルの緑茶飲料を、21日から発売すると発表した。日本コカ・コーラが初期の企画段階から小売大手と協力して商品を開発するのは、初めてという。
コーヒーは、うまみが凝縮した熟成豆を使用し、コクを深めた「ジョージア プライベートリザーブ ブレンド」(185グラム缶、店頭想定価格は税込み100円)「同 微糖」(185グラム缶、100円)「同 ブラック」(290ミリリットルボトル缶、118円)の3種類。
緑茶飲料は、500ミリリットルペットボトルの「一(はじめ) 緑茶」で、店頭想定価格は税込み100円。地域ごとに異なる嗜好(しこう)に合わせ、北海道、東北、関東、中部、北陸エリアには「静岡茶入り」、関西、中国、四国エリアには「宇治茶入り」、九州エリアには「八女茶入り」と、違う種類の商品を投入する。
発表会見に臨んだセブン-イレブン・ジャパンの鎌田靖常務執行役員は「消費の多様化にあわせ、これからはプライベートブランド(PB、自主企画)商品などでも地域性の追求が重要になる」と話した。