バンダイナムコゲームスは31日、1980年代に人気となった同社製ゲーム「パックマン」「ギャラクシアン」など17作品のキャラクターといった知的財産権(IP)を国内のクリエイターに開放すると発表した。
4月下旬から始める。通常の版権許諾とは異なり、キャラクターの監修は行わず、簡易的な企画審査だけで提供する。スマートフォン向けゲームなどへの活用を視野に入れている。活用しきれていなかった会社のIPを、新しい手法で収益化に結びつけたい考えだ。
17作品は主に、旧ナムコが主にゲームセンター向けの業務用ゲーム機向けに開発し、ファミリーコンピュータなどの家庭用機器にも移植された。他に「マッピー」「ゼビウス」「ギャラガ」「ドルアーガの塔」など。
旧バンダイと旧ナムコは05年に経営統合しバンダイナムコホールディングスになった。ゲーム部門であるバンダイナムコゲームスは設立10周年を機に、4月1日付で社名を「バンダイナムコエンターテインメント」に社名を変更する。