2015.3.21 05:00
店舗は減少、設置台数も減少に転じるなど厳しい業況がうかがえる【拡大】
警察庁生活安全局保安課は12日、「平成26年中における風俗関係事犯の取締り状況等について」を発表した。
同資料によると、2014年のぱちんこ店営業所数(許可数)は前年比266店舗減の1万1627店舗。5年前と比較して、その減少数は2000店舗を超えた。
内訳は、ぱちんこ遊技機設置店(ぱちんこ遊技機と回胴式遊技機・じゃん球遊技機など他の遊技機を併設する店舗を含む)が1万605店舗(前年比268店舗減)、回胴式遊技機等設置店が1022店舗(前年比2店舗増)。ぱちんこ遊技機設置店が依然減少傾向を見せるなか、増加基調にあった回胴式遊技機等設置店もほぼ横ばいにとどまった。
一方、遊技機設置台数は、総台数が前年比3万6251台減の457万5463台。うち、ぱちんこ遊技機は293万9636台(前年比6万9678台減)、回胴式遊技機は163万5583台(同3万3435台増)、じゃん球遊技機は244台(同8台減)。ぱちんこ遊技機が5年連続の減少(台数ベースでは15万台を超える減少)を見せるなか、ついに300万台を下回る結果に。回胴式遊技機が5年連続増加を続ける背景で前年度までは総台数も増加してきたが、これも減少に転じた。