2015.3.21 05:00
全国にパチンコホールをチェーン展開するダイナム(東京都荒川区)は9日、一般社団法人パチンコ・トラスティ・ボード(PTB)による第7回評価調査の結果を発表した。
PTBとは、パチンコホール経営企業の社会的地位向上を目的に、パチンコ業界外の有識者や専門家で構成される組織。パチンコホール経営全般を第三者の立場で評価する。
今回の評価調査は、2014年12月1~24日にダイナム本部ビルで実施。各部門責任者へのヒアリングのほか、規定・マニュアル・帳票類の確認や、PTBより選出された5店舗のヒアリング・視察なども行われた。
結果、財務プロセスにおいて前回の「A」から「AAA(トリプルエー)」に、労働法とその他法令の分野で「AA(ダブルエー)」から「AAA」に評価が向上。全体においては、10分類中9分類の格付けが最高ランクの「AAA」となる過去最高の評価となった。
同社では「継続的に社内体制の整備・改善を行い、業界全体の健全化、社会的地位の向上に取り組んでいく」としている。
一方、全日本遊技事業協同組合連合会(阿部恭久理事長)はこのほど、11日時点集計の2015年2月の組合員店舗数について発表した。
営業店舗数は、前月比25店舗減少の1万613軒。遊技機設置台数は、パチンコ機が269万969台で前月比9027台の減少。増加基調を見せていたパチスロ機も、150万4884台と前月から2450台減少した。
結果、その他遊技機を含めた総台数は419万6009台と、前月より1万1477台の減少となった。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)