ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は4日、同社の据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」の世界累計販売台数が3月1日付で2020万台に達し、2000万台を超えたと発表した。発売から約1年4カ月と、歴代PSシリーズ最速で2000万台を突破した。
SCEのアンドリュー・ハウス社長は「ソーシャルとの連携を生かし、これからも活発でインタラクティブ(双方向的)な体験を提供したい」との声明を出した。
PS4は2013年11月、世界に先駆けて北米で発売。日本では14年2月に発売され、現在は123カ国・地域で販売している。これまでは、約1年7カ月をかけて2000万台を出荷したPS2が最も速かった。
SCEは国・地域別の販売台数を明らかにしていないが、国内販売は比較的、出遅れているようだ。ただ、2月26日にスクウェア・エニックスが人気シリーズ「ドラゴンクエスト」の最新作を発売するなどソフトが充実してきており、国内販売が引っ張る形で世界販売のペースに拍車がかかる可能性もありそうだ。