【インターネットＷａｔｃｈ】伊勢丹メンズ館でクラウドサービス (1/2ページ)

　■ｚｉｇｓｏｗ、購買行動を促進

　ｚｉｇｓｏｗ（ジグソー、東京都千代田区）は、消費者を引きつけ、購買行動を促進させるＯ２Ｏクラウドサービス「ＺＩＧＳＯＷ　ＲＵＮＷＡＹ」を開始した。第１号ユーザーとして、伊勢丹メンズ館で採用された。

　ＺＩＧＳＯＷ　ＲＵＮＷＡＹは、マーケティング要素となる「コンテンツ」「ウエブ・アプリと実店舗などの（販売）チャネル」「消費者属性」「消費者行動履歴」を統合管理できるクラウドサービス。利用企業は１つのコンテンツをウェブ発信するだけでなく、消費者属性に応じて、スマホからの最適なコンテンツのプッシュ通知、実店舗へ入店時のイベント情報配信、目の前の商品に関連したコンテンツ表示などが簡単に行える。また、実店舗での行動履歴をネット通販サイト上で活用することも可能になるという。

　具体的な機能としては、管理者・編集者・投稿者の３つの権限でチーム運用を行い、ウェブ管理ツールで「コンテンツ」「チャネル」「消費者属性」「消費者行動履歴」を統合管理できる。「オウンドメディアサービス」も提供され、同社のレビューメディアで培ったメディア運用ノウハウを基に、利用企業のニーズに最適化された自社メディアを設計・デザイン・構築できる。

　スマホアプリでは、イベント・キャンペーン情報、クーポンなどの限定コンテンツ配信、利用者属性に応じたコンテンツ配信を行うことで、消費者やファンの店舗への誘導を促進できる。