2015.2.15 07:16
11日放送のフジテレビ系「残念な夫。」から。妻、知里(倉科カナ)が働きに出ることになり…【拡大】
調査会社のビデオリサーチ(東京都千代田区)は1月から、テレビ番組の録画再生率(タイムシフト視聴率)について、テレビ局などに本格的なデータ提供を始めた。各局はデータの大半を公表していないが、昨年の試験結果と同様、ドラマの再生率が他の番組より高く、リアルタイム視聴率と必ずしも連動しない傾向が表れているようだ。(三品貴志)
クール通し比較必要
TBSによると、同局の1月期ドラマの初回で最も高い録画再生率を記録したのは、金曜ドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」(金曜午後10時)で10・8%だった。また、フジテレビで初回の再生率が高かったのは「残念な夫。」(水曜午後10時)で8・2%。「デート~恋とはどんなものかしら~」(月曜午後9時)が5・7%で続いた。
フジテレビの場合、初回のリアルタイム視聴率では「デート」(14・8%)が「残念な夫。」(9・4%)を上回っていたが、録画再生率では逆転現象が起きた形だ。「残念な夫。」に関しては、インターネットの無料見逃し配信サービスでも好調な再生回数を記録しているという。