カンボジア大手金融機関と統合 マルハンジャパン銀行

2015.2.7 05:00

 パチンコホール大手のマルハン(京都市上京区)はこのほど、子会社であるマルハンジャパン銀行と大手マイクロファイナンス機関サタパナ社との統合を発表した。1月27日、カンボジア・プノンペンのラッフルズホテルロイヤルで両社の統合に関する覚書の調印が行われた。新銀行の名称は「サタパナ銀行」を予定。今後、カンボジア中央銀行、関係省庁などとの協議と指導のもと、2015年中に正式な申請を行う。

 この統合でマルハンジャパン銀行1拠点とサタパナ社142拠点を合わせ、143の拠点をもつカンボジア第2位の商業銀行(15年1月現在カンボジア内展開拠点ベース)となる。1月時点で総資産合計は5億2700万ドル(約618億6000万円)、従業員数2652人、22カ所のATM、9万人以上の預金者を保有し、10万5000人以上に小口融資を提供。マルハンジャパン銀行が持つ商業銀行としての商品・サービスとサタパナ社が持つ全国ネットワーク、小口金融、預金、国内本支社送金などを提供する総合金融サービスが展開できるようになるという。

 一方、パチンコホールを全国にチェーン展開するダイナム(東京都荒川区)は14年3月に締結したコミットメントライン契約を震災対応型コミットメントラインへと契約変更した。これまでもダイナムジャパンホールディングスグループは、コミットメントラインの締結による機動的かつ安定的な資金調達枠の確保によって、積極的な事業展開に対する資金需要に対応してきた。だが今回の契約変更で、震災などが発生した場合でも融資枠の範囲内であれば迅速な資金確保が可能となった。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)

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