2015.2.3 22:42
IT専門調査会社のMM総研は3日、平成26年に国内で出荷された携帯電話のうち、従来型携帯(ガラケー)が前年比5・7%増の1058万台となり、19年以来7年ぶりに前年を上回ったと発表した。
一方、スマートフォンの出荷台数は、買い替え需要が一服したことなどから、5・3%減の2770万台と2年連続で減少した。総出荷台数は前年比2・5%減の3828万台だった。
NTTドコモは「スマートフォンが広がる一方で従来型のファンもいぜん根強い」(広報)と分析した。
MM総研は今年の市場動向について「格安スマホや携帯と光回線のセット割引が販売競争の軸になりそうだ」と予測した。