2015.1.31 05:00
全日遊連の定例全国理事会の様子。「のめり込み」などへの迅速な対応が求められる一年となる=23日、東京都港区の第一ホテル東京【拡大】
全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連、理事長・阿部恭久氏)は23日、東京都港区の第一ホテル東京で新年最初の定例全国理事会を開催した。
冒頭、阿部理事長が「今年も執行部一同一丸となり、皆様のお知恵を頂戴しながら業界の発展のため、全力で仕事にあたる所存」とあいさつ。昨年の業界を取り巻く環境の一層の厳しさを振り返りながら、遊技産業活性化委員会による業界浮揚への取り組み準備に協議を重ねた年に位置づけた。
また、「今年は各分野での協議の結果を踏まえ、実行に移していかなければならない試練の年」として、融和団結を呼びかけた。さらに、のめり込み問題への対応として『パチンコ店における依存問題対応ガイドライン案』と『お客様向けのめり込み対策ホームページ構成案』を提示した旨、報告。同案件を折り込みチラシの標語挿入に続く取り組み第2弾に位置づけるとし、慎重審議を要請した。
理事会には、52人の理事のうちの43人が出席。14日に行われた業界6団体代表者会議の際、行政から「迅速・的確に検討できる方法・進め方の再考を願う」と指摘のあった3点についてなど、報告事項16議案を審議した。