江崎グリコとキリンビバレッジは29日、商品コンセプトや味覚、パッケージデザイン、店頭プロモーションなどを共同で取り組んだ「ポッキー」と「午後の紅茶」の新商品を2月17日に発売すると発表した。両社の女性社員が協力して開発。両方を一緒に味わうとアップルパイの風味がするという。
新商品はカスタードチョコレートのポッキーとアップルティー味の午後の紅茶。両社の提案を生かしポッキーはビスケットに塩味をきかせて甘さを抑え、午後の紅茶はシナモン風味のすっきりとした味わいにした。
商品パッケージは共通のデザインを採用、売り場で一緒に販売できるようにした。発売もバレンタイン商戦の終了直後に設定。売り場切り替えのタイミングに当たるため、両商品を組み合わせるコーナーの設置をスーパーなどに提案するという。
両社の20~30代の女性社員がプロジェクトチームを結成、約1年間かけて開発した。ポッキーの参考店頭価格は195円、午後の紅茶の希望小売価格は152円。