富士フイルムホールディングス(HD)は28日、2015年3月期連結業績の見通しを上方修正すると発表した。為替の円安効果に加え、インスタントカメラ「チェキ」の販売好調や高級デジタルカメラへのシフトなどにより収益改善が進んだことなどが理由。
売上高は、前回の昨年10月予想と比べ200億円増の2兆4800億円、営業利益が100億円増の1700億円、最終利益が250億円増の1100億円に修正する。
また、同日発表した2014年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比2.3%増の1兆8151億円、営業利益が24.9%増の1244億円、最終利益が50.2%増の938億円となった。